年間チェックポイント

春の心得

梅雨の心得

夏の心得

秋の心得

冬の心得

梅雨の心得


湿度は大敵!

まず、あなたの愛犬の、何時もいる場所の湿度には、気をつけていますか?湿度はどんな犬にとっても、健康の大敵となるのです。湿気の強い蒸し蒸しする場所に可愛い愛犬をお飼いならば、除湿を必ずしてあげ、除湿のできないような場所で飼われている場合は、場所を変え居心地を良くして、湿気のない寝床を確保し、定期的に寝具を取り替えてあげることを、お薦めします。

運動はストレスの解消

散歩も、雨のためなかなか外へ出られず、家にいることが多くなりがちな季節です。そのため、犬のストレスも溜まりがちとなり、自分の足先や尾などを舐めたり噛んだりして、皮膚炎等の皮膚病を起こしてしまうこともあります。これを解消するにはストレスを溜めさせず発散させてあげるように充分に、犬と室内で遊んであげることがとても大切です。(あなたと遊んだり、あなたが本を読んだり、テレビを見ているときに、膝の上やそばでまるまって寝るのが幸せなので、一日中、犬小屋に閉じ込められ、放っておかれるのが好きな犬は、決していません。子犬は特に、体力を部屋中で竜巻のように駆け抜けたり他の遊びに費やし、あげくのはてには疲れて音もたてずに寝てしまうぐらいの元気が欲しいものです。)

手入れはていねいに

雨があがった後、外へ散歩に出してあげた場合などは、散歩後に足先と、下腹部の汚れを良く落として拭いてあげ、タオルで拭いただけでは水分が拭き切れない場合は、ドライヤーで完全に乾かしてあげます。中途半端に濡れたままの足やおなかをしていると、そこから皮膚が蒸れて皮膚病を起こしてしまうことが良くあります。仕上げ剤や、油剤を使っている場合は特に定期的なグルーミング(シャンプーとコンディショニング)をし、被毛にはあまり油分や汚れを貯めないようにします。さもないと被毛はネバネバになってしまいます。特に白い毛色の犬などは、毛が茶色くやけてしまわないように要注意。犬はとても清潔好きなのです!子犬にはもちろんのこと、湿気は大敵です。犬舎の中に敷いたタオルやシーツなどが湿ったままになっていないか、細かい点に充分に気をつけてあげるようにしましょう。

全体にチェックを

蚊やノミの訪問者などの害虫にも注意!!こまめに犬の体や、犬舎のチェックを行ってください。年間を通しても、この季節は最も犬が、不快で体調を崩しやすい時期と言っていいでしょう。また、食事も出しっぱなしにしていると、いたみやすいので、決まった時間でさげるようにし、ブラッシングやコーミングも出来れば毎日行って、良く健康状態を管理してあげましょう。健康で幸せな伴侶(家族の一員)として共に過ごしていくには、適切なケアは一番重要なことです。